-
歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』
¥1,980
「自由闊達にして緩急自在の線を引く寺田マユミのイラスト。 そして抽象と具体のあわいを妙と詠む土門蘭の短歌。 そんなふたりが出会って、歌集でもあり、画集でもある本ができました」 『100年後あなたもわたしもいない日に』は、〝トリミング〟をテーマにした短歌とイラストの本です。 日常の風景を言葉と絵で切り取り、掛け合わせ、一首ごとに新しい構図から世界を見るような仕掛けを作りました。 表紙がトリミングされる小窓付の函、切り抜かれた紙面、自由に遊ぶ活字。 ページをめくるごとに本を読むという楽しさを存分に味わっていただける一冊です。 描き下ろし・書き下ろしの、寺田マユミのコミック、土門蘭のエッセイも収録しています。 --------------------------------------------------------- 『100年後あなたもわたしもいない日に』 著者:土門 蘭(文)/ 寺田 マユミ(絵) 編集:柳下恭平 デザイン:岸本敬子 仕様:文庫サイズ、函入り ◆随時出荷予定。 【著者プロフィール】 文・土門 蘭(どもん らん) 文筆家。1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。本作が初めての著書。その他、『経営者の孤独。』『戦争と五人の女』、『そもそも交換日記』(桜林直子氏との共著)も出版。2023年4月には、2年間の自身のカウンセリングの記録を綴ったエッセイ『死ぬまで生きる日記』を上梓。同作品で第一回「生きる本大賞」受賞。 絵・寺田 マユミ(てらだ まゆみ) イラストレーター。1969年兵庫出身、大阪在住。甲南大学文学部英文学科卒。アクリルガッシュ、マーカー、鉛筆等で制作。書籍、雑誌、広告、展示等で活動中。著書に『きっといい日になりますように』(かもめブックス叢書)。
MORE -
【卸販売5冊セット】歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』
¥6,435
【『100年後あなたもわたしもいない日に』の卸販売5冊セットです】 文鳥社の初めての本は、歌集と画集が一冊になった文庫サイズの本です。 もしも「うちに置いてみてはどうだろう」「私が売ってあげようかしら」という方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします。 あなたのお店から、お家から、両手から、この本が読者のみなさんに届いたなら、こんなに嬉しいことはありません。 どうぞよろしくお願いいたします。 ▼冊数ごとの卸価格はこちらです。3パターンございますので、ご参考ください。 なお、1冊の小売価格は1800円(税抜)です。 ・5冊買い切りで仕入値6435円(税込、6.5掛け、@1287円) ・10冊買い切りで仕入値11880円(税込、6掛け、@1188円) ・25冊買い切りで仕入値27225円(税込、5.5掛け、@1089円) ▼注意事項 ・こちらは買い切り商品です。 ・送料が別途かかります。 ・発送開始は随時おこなっております。 ▼商品詳細 「自由闊達にして緩急自在の線を引く寺田マユミのイラスト。 そして抽象と具体のあわいを妙と詠む土門蘭の短歌。 そんなふたりが出会って、歌集でもあり、画集でもある本ができました」 『100年後あなたもわたしもいない日に』は、〝トリミング〟をテーマにした短歌とイラストの本です。 日常の風景を言葉と絵で切り取り、掛け合わせ、一首ごとに新しい構図から世界を見るような仕掛けを作りました。 表紙がトリミングされる小窓付の函、切り抜かれた紙面、自由に遊ぶ活字。 ページをめくるごとに本を読むという楽しさを存分に味わっていただける一冊です。 描き下ろし・書き下ろしの、寺田マユミのコミック、土門蘭のエッセイも収録しています。 --------------------------------------------------------- 『100年後あなたもわたしもいない日に』 著者:土門 蘭(文)/ 寺田 マユミ(絵) 編集:柳下恭平 デザイン:岸本敬子 仕様:文庫判、函入、本文200頁 【著者プロフィール】 文・土門 蘭(どもん らん) 文筆家。1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。本作が初めての著書。その他、『経営者の孤独。』『戦争と五人の女』、『そもそも交換日記』(桜林直子氏との共著)も出版。2023年4月には、2年間の自身のカウンセリングの記録を綴ったエッセイ『死ぬまで生きる日記』を上梓。同作品で第一回「生きる本大賞」受賞。 絵・寺田 マユミ(てらだ まゆみ) イラストレーター。1969年兵庫出身、大阪在住。甲南大学文学部英文学科卒。アクリルガッシュ、マーカー、鉛筆等で制作。書籍、雑誌、広告、展示等で活動中。著書に『きっといい日になりますように』(かもめブックス叢書)。
MORE -
【卸販売10冊セット】歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』
¥11,880
【『100年後あなたもわたしもいない日に』の卸販売10冊セットです】 文鳥社の初めての本は、歌集と画集が一冊になった文庫サイズの本です。 この卸販売10冊セットは、追加注文でいただくことが多いセットです。 ご新規で、「うちに置いてみてはどうだろう」「私が売ってあげようかしら」という方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします。 あなたのお店から、お家から、両手から、この本が読者のみなさんに届いたなら、こんなに嬉しいことはありません。 どうぞよろしくお願いいたします。 ▼冊数ごとの卸価格はこちらです。3パターンございますので、ご参考まで。 なお、1冊の小売価格は1800円(税込)です。 ・5冊買い切りで仕入値6435円(税込、6.5掛け、@1287円) ・10冊買い切りで仕入値11880円(税込、6掛け、@1188円) ・25冊買い切りで仕入値27225円(税込、5.5掛け、@1089円) ▼注意事項 ・こちらは買い切り商品です。 ・送料は別途かかります。 ・発送は随時おこなっております。 ▼商品詳細 「自由闊達にして緩急自在の線を引く寺田マユミのイラスト。 そして抽象と具体のあわいを妙と詠む土門蘭の短歌。 そんなふたりが出会って、歌集でもあり、画集でもある本ができました」 『100年後あなたもわたしもいない日に』は、〝トリミング〟をテーマにした短歌とイラストの本です。 日常の風景を言葉と絵で切り取り、掛け合わせ、一首ごとに新しい構図から世界を見るような仕掛けを作りました。 表紙がトリミングされる小窓付の函、切り抜かれた紙面、自由に遊ぶ活字。 ページをめくるごとに本を読むという楽しさを存分に味わっていただける一冊です。 描き下ろし・書き下ろしの、寺田マユミのコミック、土門蘭のエッセイも収録しています。 --------------------------------------------------------- 『100年後あなたもわたしもいない日に』 著者:土門 蘭(文)/ 寺田 マユミ(絵) 編集:柳下恭平 デザイン:岸本敬子 仕様:文庫判、函入、本文200頁 【著者プロフィール】 文・土門 蘭(どもん らん) 文・土門 蘭(どもん らん) 文筆家。1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。本作が初めての著書。その他、『経営者の孤独。』『戦争と五人の女』、『そもそも交換日記』(桜林直子氏との共著)も出版。2023年4月には、2年間の自身のカウンセリングの記録を綴ったエッセイ『死ぬまで生きる日記』を上梓。同作品で第一回「生きる本大賞」受賞。 絵・寺田 マユミ(てらだ まゆみ) イラストレーター。1969年兵庫出身、大阪在住。甲南大学文学部英文学科卒。アクリルガッシュ、マーカー、鉛筆等で制作。書籍、雑誌、広告、展示等で活動中。著書に『きっといい日になりますように』(かもめブックス叢書)。
MORE -
【卸販売25冊セット】歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』
¥27,225
【『100年後あなたもわたしもいない日に』の卸販売25冊セットです】 文鳥社の初めての本は、歌集と画集が一冊になった文庫サイズの本です。 この卸販売25冊セットは、大量購入などにお使いいただくことが多いです。 店舗が複数ある場合などにもご利用いただけます。 上代は函に印刷されていますので、シュリンカーなどを通さなくても、そのまま棚出しできる商品です。帯はつけていませんが、タイトルとプロダクトの力で、お客様に手に取っていただけることが多いです。 ▼冊数ごとの卸価格はこちらです。3パターンございますので、ご参考まで。 なお、1冊の小売価格は1800円(税込)です。 ・5冊買い切りで仕入値6435円(税込、6.5掛け、@1287円) ・10冊買い切りで仕入値11880円(税込、6掛け、@1188円) ・25冊買い切りで仕入値27225円(税込、5.5掛け、@1089円) ▼注意事項 ・こちらは買い切り商品です。 ・送料は別途かかります。 ・発送は随時おこなっております。 ▼商品詳細 「自由闊達にして緩急自在の線を引く寺田マユミのイラスト。 そして抽象と具体のあわいを妙と詠む土門蘭の短歌。 そんなふたりが出会って、歌集でもあり、画集でもある本ができました」 『100年後あなたもわたしもいない日に』は、〝トリミング〟をテーマにした短歌とイラストの本です。 日常の風景を言葉と絵で切り取り、掛け合わせ、一首ごとに新しい構図から世界を見るような仕掛けを作りました。 表紙がトリミングされる小窓付の函、切り抜かれた紙面、自由に遊ぶ活字。 ページをめくるごとに本を読むという楽しさを存分に味わっていただける一冊です。 描き下ろし・書き下ろしの、寺田マユミのコミック、土門蘭のエッセイも収録しています。 --------------------------------------------------------- 『100年後あなたもわたしもいない日に』 著者:土門 蘭(文)/ 寺田 マユミ(絵) 編集:柳下恭平 デザイン:岸本敬子 仕様:文庫判、函入、本文200頁 【著者プロフィール】 文・土門 蘭(どもん らん) 文・土門 蘭(どもん らん) 文筆家。1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。本作が初めての著書。その他、『経営者の孤独。』『戦争と五人の女』、『そもそも交換日記』(桜林直子氏との共著)も出版。2023年4月には、2年間の自身のカウンセリングの記録を綴ったエッセイ『死ぬまで生きる日記』を上梓。同作品で第一回「生きる本大賞」受賞。 絵・寺田 マユミ(てらだ まゆみ) イラストレーター。1969年兵庫出身、大阪在住。甲南大学文学部英文学科卒。アクリルガッシュ、マーカー、鉛筆等で制作。書籍、雑誌、広告、展示等で活動中。著書に『きっといい日になりますように』(かもめブックス叢書)。
MORE -
小説『戦争と五人の女』
¥2,420
読者諸兄姉へ 『戦争と五人の女』は、太平洋戦争の終戦後、そして、朝鮮戦争の休戦間近である1953年7月、その、僅かひと月の物語です。本作では、そのたった一ヵ月で、繰り返し繰り返し、五人の女が描かれます。 「五人の女」とは、主に戦争という混乱期に翻弄された娼婦たちのことです。娼婦という職業が重要なのではなく、外的な要因に翻弄されていくという、その輪郭が文学になります。 思えば、戦争というものは「個人の力ではどうにもならない世界の理不尽なシステム」の比喩なのでしょう。その「理不尽な暴力」「抗うことができない絶望的な世界の仕組み」は、現代の我々が感じている閉塞感と、とても似ているように思えます。時代が違っても、人間というものの本質はあまり変わっていないのかもしれませんね。 著者の筆致は判然として明快とも言えますが、しかしモチーフは重厚。そのようなテーマを、小説という体系を使い、女性そのものを描こうとしています。 舞台は広島県呉市朝日町。 『この世界の片隅に』(こうの史代著、双葉社刊)を読まれた読書子ならば、リンという遊女が出てきた街として記憶されていることでしょう。時代は10年ほど違いますが、場所は同じです。 それは著者が生まれ育った、故郷でもあります。行間の生々しい息遣いは、そのような背景から生まれているのかもしれません。 また、本作は、これまで中短編を書いてきた土門蘭の、初の長編小説でもあります。 画文集やルポルタージュなどで(つまり、歌人としてインタビュアーとして)定評と人気を集める著者ですが、待望の文芸作品が刊行される運びとなりました。 普段、読書をしていないひとでも読みやすく、しかし、読む時期によっては人生が変わってしまうほどの強い小説です。ぜひぜひ、この機会にお求めください。請御好評。 編集部より --------------------------------------------------------- 小説『戦争と五人の女』 著者:土門 蘭 装釘:橋本太郎 仕様:変形四六上製、408頁 定価:2200円(税別) ◆2019年10月1日より随時出荷予定。 【著者プロフィール】 土門 蘭(どもん らん) 1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。著書に、歌集『100年後あなたもわたしもいない日に』(共著・京都文鳥社刊)、ルポルタージュ『経営者の孤独。』(ポプラ社刊)。
MORE -
【卸販売5冊セット】小説『戦争と五人の女』
¥7,865
【『戦争と五人の女』の卸販売5冊セットです】 文鳥社の2冊目の本がようやくできあがりました。 今回は長編小説です。 もしも「うちに置いてみてはどうだろう」という方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします。 あなたのお店から、お家から、両手から、この本が読者のみなさんに届いたなら、こんなに嬉しいことはありません。 どうぞよろしくお願いいたします。 ▼冊数ごとの卸価格はこちらです。3パターンございますので、ご参考ください。 なお、1冊の小売価格は2200円(税抜)です。 ・5冊買い切りセット 7,150円(税抜、6.5掛け、@1,430円) ・10冊買い切りセット 13,200円(税抜、6掛け、@1,320円) ・25冊買い切りセット 30,250円(税抜、5.5掛け、@1,210円) ▼注意事項 ・こちらは買い切り商品です。 ・送料が別途かかります。 ・2019年10月1日より随時発送予定です。 ▼商品詳細 読者諸兄姉へ 『戦争と五人の女』は、太平洋戦争の終戦後、そして、朝鮮戦争の休戦間近である1953年7月、その、僅かひと月の物語です。本作では、そのたった一ヵ月で、繰り返し繰り返し、五人の女が描かれます。 「五人の女」とは、主に戦争という混乱期に翻弄された娼婦たちのことです。娼婦という職業が重要なのではなく、外的な要因に翻弄されていくという、その輪郭が文学になります。 思えば、戦争というものは「個人の力ではどうにもならない世界の理不尽なシステム」の比喩なのでしょう。その「理不尽な暴力」「抗うことができない絶望的な世界の仕組み」は、現代の我々が感じている閉塞感と、とても似ているように思えます。時代が違っても、人間というものの本質はあまり変わっていないのかもしれませんね。 著者の筆致は判然として明快とも言えますが、しかしモチーフは重厚。そのようなテーマを、小説という体系を使い、女性そのものを描こうとしています。 舞台は広島県呉市朝日町。 『この世界の片隅に』(こうの史代著、双葉社刊)を読まれた読書子ならば、リンという遊女が出てきた街として記憶されていることでしょう。時代は10年ほど違いますが、場所は同じです。 それは著者が生まれ育った、故郷でもあります。行間の生々しい息遣いは、そのような背景から生まれているのかもしれません。 また、本作は、これまで中短編を書いてきた土門蘭の、初の長編小説でもあります。 画文集やルポルタージュなどで(つまり、歌人としてインタビュアーとして)定評と人気を集める著者ですが、待望の文芸作品が刊行される運びとなりました。 普段、読書をしていないひとでも読みやすく、しかし、読む時期によっては人生が変わってしまうほどの強い小説です。ぜひぜひ、この機会にお求めください。請御好評。 編集部より --------------------------------------------------------- 小説『戦争と五人の女』 著者:土門 蘭 装釘:橋本太郎 仕様:変形四六上製、408頁 定価:2200円(税別) 【著者プロフィール】 土門 蘭(どもん らん) 1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。著書に、歌集『100年後あなたもわたしもいない日に』(共著・京都文鳥社刊)、ルポルタージュ『経営者の孤独。』(ポプラ社刊)。
MORE -
【卸販売10冊セット】小説『戦争と五人の女』
¥14,520
【『戦争と五人の女』の卸販売10冊セットです】 文鳥社の2冊目の本がようやくできあがりました。 今回は長編小説です。 もしも「うちに置いてみてはどうだろう」という方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします。 あなたのお店から、お家から、両手から、この本が読者のみなさんに届いたなら、こんなに嬉しいことはありません。 どうぞよろしくお願いいたします。 ▼冊数ごとの卸価格はこちらです。3パターンございますので、ご参考ください。 なお、1冊の小売価格は2200円(税抜)です。 ・5冊買い切りセット 7,150円(税抜、6.5掛け、@1,430円) ・10冊買い切りセット 13,200円(税抜、6掛け、@1,320円) ・25冊買い切りセット 30,250円(税抜、5.5掛け、@1,210円) ▼注意事項 ・こちらは買い切り商品です。 ・送料が別途かかります。 ・2019年10月1日より随時発送予定です。 ▼商品詳細 読者諸兄姉へ 『戦争と五人の女』は、太平洋戦争の終戦後、そして、朝鮮戦争の休戦間近である1953年7月、その、僅かひと月の物語です。本作では、そのたった一ヵ月で、繰り返し繰り返し、五人の女が描かれます。 「五人の女」とは、主に戦争という混乱期に翻弄された娼婦たちのことです。娼婦という職業が重要なのではなく、外的な要因に翻弄されていくという、その輪郭が文学になります。 思えば、戦争というものは「個人の力ではどうにもならない世界の理不尽なシステム」の比喩なのでしょう。その「理不尽な暴力」「抗うことができない絶望的な世界の仕組み」は、現代の我々が感じている閉塞感と、とても似ているように思えます。時代が違っても、人間というものの本質はあまり変わっていないのかもしれませんね。 著者の筆致は判然として明快とも言えますが、しかしモチーフは重厚。そのようなテーマを、小説という体系を使い、女性そのものを描こうとしています。 舞台は広島県呉市朝日町。 『この世界の片隅に』(こうの史代著、双葉社刊)を読まれた読書子ならば、リンという遊女が出てきた街として記憶されていることでしょう。時代は10年ほど違いますが、場所は同じです。 それは著者が生まれ育った、故郷でもあります。行間の生々しい息遣いは、そのような背景から生まれているのかもしれません。 また、本作は、これまで中短編を書いてきた土門蘭の、初の長編小説でもあります。 画文集やルポルタージュなどで(つまり、歌人としてインタビュアーとして)定評と人気を集める著者ですが、待望の文芸作品が刊行される運びとなりました。 普段、読書をしていないひとでも読みやすく、しかし、読む時期によっては人生が変わってしまうほどの強い小説です。ぜひぜひ、この機会にお求めください。請御好評。 編集部より --------------------------------------------------------- 小説『戦争と五人の女』 著者:土門 蘭 装釘:橋本太郎 仕様:変形四六上製、408頁 定価:2200円(税別) 【著者プロフィール】 土門 蘭(どもん らん) 1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。著書に、歌集『100年後あなたもわたしもいない日に』(共著・京都文鳥社刊)、ルポルタージュ『経営者の孤独。』(ポプラ社刊)。
MORE -
【卸販売25冊セット】小説『戦争と五人の女』
¥33,275
【『戦争と五人の女』の卸販売25冊セットです】 文鳥社の2冊目の本がようやくできあがりました。 今回は長編小説です。 もしも「うちに置いてみてはどうだろう」という方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします。 あなたのお店から、お家から、両手から、この本が読者のみなさんに届いたなら、こんなに嬉しいことはありません。 どうぞよろしくお願いいたします。 ▼冊数ごとの卸価格はこちらです。3パターンございますので、ご参考ください。 なお、1冊の小売価格は2200円(税抜)です。 ・5冊買い切りセット 7,150円(税抜、6.5掛け、@1,430円) ・10冊買い切りセット 13,200円(税抜、6掛け、@1,320円) ・25冊買い切りセット 30,250円(税抜、5.5掛け、@1,210円) ▼注意事項 ・こちらは買い切り商品です。 ・送料が別途かかります。 ・2019年10月1日より随時発送予定です。 ▼商品詳細 読者諸兄姉へ 『戦争と五人の女』は、太平洋戦争の終戦後、そして、朝鮮戦争の休戦間近である1953年7月、その、僅かひと月の物語です。本作では、そのたった一ヵ月で、繰り返し繰り返し、五人の女が描かれます。 「五人の女」とは、主に戦争という混乱期に翻弄された娼婦たちのことです。娼婦という職業が重要なのではなく、外的な要因に翻弄されていくという、その輪郭が文学になります。 思えば、戦争というものは「個人の力ではどうにもならない世界の理不尽なシステム」の比喩なのでしょう。その「理不尽な暴力」「抗うことができない絶望的な世界の仕組み」は、現代の我々が感じている閉塞感と、とても似ているように思えます。時代が違っても、人間というものの本質はあまり変わっていないのかもしれませんね。 著者の筆致は判然として明快とも言えますが、しかしモチーフは重厚。そのようなテーマを、小説という体系を使い、女性そのものを描こうとしています。 舞台は広島県呉市朝日町。 『この世界の片隅に』(こうの史代著、双葉社刊)を読まれた読書子ならば、リンという遊女が出てきた街として記憶されていることでしょう。時代は10年ほど違いますが、場所は同じです。 それは著者が生まれ育った、故郷でもあります。行間の生々しい息遣いは、そのような背景から生まれているのかもしれません。 また、本作は、これまで中短編を書いてきた土門蘭の、初の長編小説でもあります。 画文集やルポルタージュなどで(つまり、歌人としてインタビュアーとして)定評と人気を集める著者ですが、待望の文芸作品が刊行される運びとなりました。 普段、読書をしていないひとでも読みやすく、しかし、読む時期によっては人生が変わってしまうほどの強い小説です。ぜひぜひ、この機会にお求めください。請御好評。 編集部より --------------------------------------------------------- 小説『戦争と五人の女』 著者:土門 蘭 装釘:橋本太郎 仕様:変形四六上製、408頁 定価:2200円(税別) 【著者プロフィール】 土門 蘭(どもん らん) 1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。著書に、歌集『100年後あなたもわたしもいない日に』(共著・京都文鳥社刊)、ルポルタージュ『経営者の孤独。』(ポプラ社刊)。
MORE -
短歌と漫画『あの子が苦手なわたしが苦手』
¥660
「『スパイス』をテーマにした本を作らない?」 そんな一言からできあがった、短歌と漫画の本です。 土門蘭がスパイスにまつわる短歌を詠み、橋本太郎がそれに合わせて漫画を描きました。 大学生の女の子ふたりの、甘くて苦い恋物語。入れ替わり立ち替わり描かれる彼女たちの心情に、大人になる少し前のあの頃の感覚がよみがえります。 与謝野晶子の『みだれ髪』を彷彿とさせる縦長の装幀も素敵です。 中綴じのミシンの糸の色が表と中身で異なり、表紙と裏表紙でお互いを意識している女の子たちのようです。 --------------------------------------------------------- 『あの子が苦手なわたしが苦手』 著者:土門 蘭(短歌と文)/ 橋本 太郎(漫画) 編集:柳下 恭平 デザイン:橋本 太郎 仕様:変形中短冊判中綴、48頁、中綴じ、トレーシングペーパーのカバー付。 ★恐れ入りますが、現在こちらの商品はBASEからの卸販売受付は行っておりません。 大変お手数ですが、卸販売をご希望の方はContactよりご連絡ください。 【著者プロフィール】 土門 蘭(どもん らん) 1985年広島県呉市生まれ。小説家。京都在住。 2017年、出版業・執筆業を行う合同会社文鳥社を設立。インタビュー記事のライティングやコピーライティングなど行う傍ら、小説・短歌等の文芸作品を執筆する。著書に『100年後あなたもわたしもいない日に』『経営者の孤独。』『戦争と五人の女』。 橋本 太郎(はしもと たろう) 1986年福島県いわき市生まれ。グラフィックデザイナー / イラストレーター。東京在住。 デザイン事務所勤務を経て、独立。フリーペーパー『ナイスガイ』編集長、ファッションブランド『SATURDAY MORNING』のデザイナーとしても活動中。
MORE